利用者アンケートによせられた意見・要望への回答
−福島大学附属図書館−

はじめに

附属図書館では、平成14年9月〜10月にかけて学生及び教官を対象として利用者アンケートを実施しました。アンケートの集計結果は「利用者アンケート集計結果報告」として、全教官に配布するとともに、学生向けにはロビーに備え付けて閲覧に供していますが、さらに多くの利用者に目を通していただくため、図書館報『書燈』31号を利用者アンケート特集号としてダイジェスト版を掲載しました。『書燈』は自由にお持ちくださり、ゆっくり読んでいただきたいと思います。

利用者アンケートには数多くの意見・要望が出されました。附属図書館ではこれらの意見・要望を、今後の課題として受け止めたいと思います。しかし、意見・要望に出されたものの中にはすでに実施されているもの、利用可能なもの等も多く含んでおりました。これらは図書館からのPRが充分ではなかったと反省し、改めて広報活動を行います。

また、アンケートに出された意見・要望を整理した結果、すぐにできるものは要望を取り入れ、順次改善を図っていますが、多額の予算を必要とするものや制度の改編を伴うものは課題として今後も検討を行います。

ここでは、課題として検討した中で、現時点で回答可能な事項について、利用者アンケートに出された意見・要望に対する図書館からの回答としてまとめましたので、ご覧いただきご意見をお寄せくださるようお願いいたします。

 平成15年12月


目次  -開館時間・日について  -資料の利用について  -各種サービスについて  -施設・設備について
     -情報機器などについて  -ホームページについて   -その他の要望

1、開館時間について

開館時間を延長してほしいのですが・・・

[回答] 開館時間の延長については、利用者アンケートで要望が多数ありました。図書館としては要望を取り入れて1時間の延長を計画しています。具体的計画では授業期間中の月曜から金曜日の開館時間を9時−22時、土曜日については利用の実態から開館時間を10時から21時までとし、平成17年度実施に向けて平成16年10月より試行を開始する予定です。しかし、人件費等経費上の問題がありますので、全学の理解を得る必要があります。実現に向けて努力します。

○朝の開館時刻を早めてほしいのですが・・・

[回答] 開館時間は9時となっていますが、閲覧室の清掃・設備点検等開館準備が終了した8時40分頃には正面玄関をオープンしていますので入館できます。しかし、日刊紙の交換、返却ポストからの返却処理や配架作業を開館前に行いますので、窓口業務は9時から開始します。

2、開館日について

○休日開館を実施してほしいのですが・・・

[回答] 日曜開館や祝日開館についても利用者アンケートで要望が多数ありました。図書館としては、サテライトの受講生や一般市民が図書館を利用できる環境を整えるために日曜開館を計画しています。具体的計画では日曜日の開館時間を10時−17時までとし、平成17年度実施に向けて平成16年10月より試行を開始する予定です。しかし、人件費等経費上の問題がありますので、全学の理解を得る必要があります。実現に向けて努力します。

 

 3、開架図書の利用について 

 ○「新しい本がない」、「古い本が多い」、「欲しい本がない」と思うのですが・・・

[回答] 開架図書は、主に教官から推薦された新刊図書を毎年約3千冊購入しています。しかし、開架閲覧室には約10万冊配架されていますので、古い本に紛れて区別がつかない場合が多いと思われます。新規に購入した本は開架閲覧室内の「近着図書コーナー」に1〜2週間程度展示しています。新しい図書が一覧できますので「近着図書コーナー」を利用してください。

 欲しい本がない場合は購入希望を出すことができます。「備付希望図書申込書」に記入してカウンターに提出してください。学生用図書としてふさわしいものであれば購入して利用できます。

 ○本が探しにくいのですが・・・

[回答] 開架図書は図書ラベルによって分野ごとにまとまった状態で配架されています。利用した後に元のところにもどしてもらえればよいのですが、別の書棚に置かれた場合は探すことは困難で、本が見つからない最も多いパターンです。そのため開架閲覧室内に返却用ブックトラックを配置しましたので、利用後はブックトラックに戻してください。職員が書棚に配架します。また、定期的に配列点検を実施して配列の乱れを点検しています。

 開架閲覧室内では開架図書を利用目的に合わせてコーナーを作っています。検索した図書が探しやすいように館内案内などの充実も図る予定です。

4、書庫内図書の利用について

 ○「欲しい本がない」、「ずっと貸出中」で困っています・・・

[回答] 書庫内には、主に教官が研究を目的として購入した研究用図書が配架されています。また、新規に購入した研究用図書はすぐに研究室貸出となりますので、学部学生や大学院生が利用したい図書が少ないと思うのではないでしょうか。研究室貸出中の図書を利用したい場合は「予約」により対応しています。「予約」はOPAC検索画面から申し込むことができますが、カウンターでも受け付けます。

 利用したい図書が所蔵されていない場合は、「備付希望図書申込書」によりカウンターに申し込んでください。

 ○書庫内への入庫条件を緩和してほしいのですが・・・

[回答] 学部学生が書庫に入庫して文献検索ができるのは3年次7月以降の卒論生を対象としています。これは卒論作成にあたっては開架図書だけでは不十分であり、書庫内の専門書も必要であるためです。書庫内図書は図書ラベルの請求番号により厳格に配列されています。しかし、最近は入庫検索者が増加する中で書庫内図書の配列の重要性を認識していない学生もおり、現時点でも配列の乱れと所在不明本の増加が問題となっています。そのため本を探すのに大変な手間と労力をかけているのが実情です。書庫内では利用した本を元に戻すようご協力をお願いします。わからない場合はカウンターへ返してください。

さて、入庫の条件の緩和については、入庫者の範囲を広げた場合、配列の乱れが書庫全体で起こる可能性が高く、カウンターでの書庫内図書の出納や入庫して文献検索する多くの利用者に迷惑をかけることが予想されますので、当面は入庫条件を現状維持とします。

 5、参考図書(辞典・年鑑等)の利用について

 ○新しい辞典類がほしいのですが・・・

[回答] 辞典類は一般図書と比べて一冊当たりの単価が高いため、年間300冊程度の購入となっています。さらに、専門的辞書類は一般的なカタログに載る割合が少なく選書の機会が少ないと考えられます。今後は出版情報の収集に努力し、新しい辞典類が選書できるように工夫します。また、必要な辞典類がありましたら希望を出してください。

○破損・汚損の辞典類があります・・・

[回答] 開架参考図書は利用の度合いが高いため、破損・汚損しやすいと思います。破損本を見つけた場合はできるだけ補修に努めています。新版との入れ替えができるものについては購入していきます。   なお、辞書類を利用する際はできるだけ丁寧に扱ってください。

○統計類・年鑑類を充実してほしいのですが・・・

[回答] 学生用と本館参考図書として継続収集している統計類は、毎年図書選定委員会で見直しを行なっています。必要な統計・年鑑類がありましたら希望を出してください。

 ○統計類・年鑑類の欠号があって困っています・・・

[回答] 継続して購入している統計・年鑑類が欠号となることは利用上大変な支障となります。そうならないよう書店に催促するなど継続した収集に努力します。

 6、雑誌の利用について

 ○学生用雑誌の種類が少ないのでは・・・

[回答] 雑誌の購入希望は大学図書館としてふさわしいものであれば図書選定委員会で検討して選定します。学生からの購入希望は「備付希望図書申込書」により受付けますので、希望を出してください。

 ○研究用雑誌を希望したいのですが・・・

[回答] 研究用雑誌については毎年7月頃から新規購入・中止の取りまとめを行っています。その際希望を出してください。

 ○製本日程はどうなっているのですか・・・

[回答] 卒論や修論で雑誌が頻繁に利用される時期は10月頃から翌年1月頃となっています。製本は和雑誌から洋雑誌の順で8月頃から行い、利用が集中する時期と重ならないようにしています。また、製本日程などの情報は図書館ホームページや電子掲示板によりお知らせするよう検討します。

 ○雑誌に欠号があります・・・

[回答] 欠号が確認できた場合、受入担当係から随時書店に連絡して催促し、欠号とならないようにします。

 ○雑誌は早く見たいのですが・・・

[回答] 受入担当係からできるだけ速く届けてもらうよう書店へ要請します。

 7、新聞の利用について 

 ○スポーツ新聞を増やしてほしいのですが・・・

[回答] 現在、学生向けのスポーツ紙としては「スポーツニッポン」を購入していますが、これ以上スポーツ紙を増やすという結論には至っておりません。希望が多いスポーツ紙に変更することは可能です。

 ○広告もみたいのですが・・・

[回答]  折込み広告を新聞閲覧台の下に1日置くことにしました。

 ○1週間分を挟んでおいてほしいのですが・・・

[回答]  過去に数日分の新聞を置いたことがありましたが、乱雑となり散らかってしまった経緯がありますので、回収して保存しています。新聞はカウンターに請求すれば閲覧することができます。

 ○車椅子使用者には、不便な閲覧台となっているのでは・・・

[回答]  ご指摘のとおり、現在の新聞閲覧台は高いため、新聞を読むのに不便な高さと思います。また、「座って読みたい」との要望もありますので、新聞の閲覧環境の改善を今後の課題として検討します。

 

 8、視聴覚資料の利用について 

[回答] アンケートでは全体の55.1%が「不明」と答えた点に注目しました。これは、「視聴覚資料って何?」と思われたのではないでしょうか。視聴覚資料とはビデオテープ、録音テープ、CD、スライド、映画フィルムなど文字以外の画像、映像、音声で表現されたメディアをさしますが、設問には視聴覚資料の例をあげれば良かったかもしれません。

 ○種類数を増やしてほしいのですが・・・

[回答] OPAC検索では、条件設定により視聴覚資料だけの検索ができるようになっています。もし、新たに購入してほしいものがあれば、希望を出してください。

○利用の仕方がわからないのですが・・・

[回答] 視聴覚室機器とAVコーナー、マイクロリーダー等の『利用マニュアル』の説明不足によると思われますので、『利用マニュアル』等の改訂新版を作成して改善を図る予定です。

 9、電子資料の利用について

  ○種類数を増やしてほしいのですが・・・

[回答] パソコンを使って利用するCD-ROMなどの電子資料は、本館では約260タイトルを所蔵しており、OPAC検索で所蔵内容を確認できます。その他に必要なものがあれば希望を出してください。ただし、電子資料は高額で、継続購入が必要なものが多いため、図書選定委員会で検討することになります。

 ○電子資料の利用の仕方がわかりません・・・

[回答] 利用のための手引きとして「使い方シリーズ」を作成してあります。この中にCD-ROMやDVDの電子資料のものがありますので、活用してください。

 10、貴重図書の利用について

 ○貴重図書とはなんですか・・・

[回答] 本館として「貴重図書」の定義を明確にしたものはまだありません。「発行年が古く、歴史上の価値がある」、「歴史上、著名な稀な本」「歴史上貴重で芸術的価値がある」ものを、発行年代によって指定します。本館では西洋古版本1,600冊あまりを貴重図書に指定していますが、普段は貴重図書を目にする機会が少ないため、今後は広報誌や展示等によって、貴重図書を紹介していきます。

11、学位論文の利用について

 ○学位論文を利用したいのですが・・・

[回答] 学位論文は各研究科に提出されたものを図書館で保管していますが、利用は館内での閲覧のみとしています。アンケートにはじっくり読むため、「借りたい」との意見もありましたが、学位論文は、図書館保管分しかなく、紛失や破損の問題からやむを得ない措置と思います。また、学位論文には著作権があり、本人の許諾なくコピーをとることはできませんので、ご理解をお願いします。なお、現在は開架図書として利用に供しておりますが、著作権の問題、紛失や破損の問題から保管方法を見直す予定です。

 12、図書館資料利用全般について

 ○閉架図書に利用制限があるのが良くないと思います・・・

[回答] 開架図書(学生用)と閉架図書(研究用、その他)の役割のちがいを理解していただきたいと思います。開架図書のようにオープン方式が利用者にとって望ましいということは理解できますが、保存や管理上のことを考えると閉架資料(図書及び雑誌、視聴覚資料など)の利用制限は現段階では必要なものと言わざるを得ないのです。ただし、一般図書は開架図書と同じように貸出しています。

 ○読みたい本が大抵書庫にあって不満です・・・

[回答] 専門書が研究用で購入されることが多いため、閉架図書になるからではないでしょうか。専門書でも学生用として購入することは可能です。「備付希望図書申込書」により推薦してください。

 ○分類を著者名ごとに整理する工夫をしてほしいのですが・・・

[回答] 図書の配列は、図書ラベルの請求番号により並べられています、同一分類で、同一著者を集めるためには、苗字と名前を管理し、番号を付けることが必要になります。苗字の読みを採用している現在のシステムでは、無理ということになります。また、過去の蔵書も遡って管理することも必要となります。著者が1名とは限らないこともあり、同一著者資料一覧を検索していただくことが良い方法と思います。また、分類を無視して著者名順にすることは、主題とは違う集まりをつくることになります。

13、図書館資料の充実について

 ○図書館資料をもっと充実してほしいのですが・・・

[回答] 予算上の制約があり、大変難しい問題ですが、今後とも資料の充実のために努力を行います。

 14、授業に関連した図書の利用について

 ○授業関連図書が図書館においていないのですが・・・

[回答] 図書館における授業関連図書とは、シラバスに掲載されたテキストと参考書をさします。今までは学生が準備して授業に使用していましたが、平成16年度からのシラバス作成にあたっては、参考書のうち学生が準備するものと大学として備え付けておくものとに区別して掲載することとしました。後者については、教官からの申請により図書館のシラバス参考図書コーナーにまとめて配架しますので、自学自習に活用してください。

15、学生用図書の購入希望(推薦)の申込みについて

 ○学生用図書希望申込み制度を知らなかったのですが・・・

[回答] 実際に希望図書申込みを行った学生は2%程度しかいませんでしたので、制度の活用のために電子掲示板を利用してPRを開始しました。新聞から「最近読まれている本」や「書評」などを取り上げ、希望を申込みに反映するなどの工夫も必要と考えています。

16、レファレンスサービスについて

 ○探す本の場所がよくわからないのですが・・・

[回答] 利用者が目的とする場所へたどり着けるよう、館内地図・資料配置図など所在をわかりやすく説明できる方法を工夫します。

 17、他大学所蔵資料の文献複写について

 ○複写料金が高いと思いますが・・・

[回答] 現在の複写料金は、国立大学の場合、文科省の通知により1枚35円と決められています。平成16年度からは大学の法人化により、複写料金については個々の大学が独自に設定できることになる予定です。私大の場合は個別に料金設定を行っていますが、20円〜50円と幅があります。今後の複写料金をどうするかは検討中であり、場合によっては現行の金額の変更も考えられます。

 ○入手まで遅かったのですが・・・

[回答] 他大学への複写依頼はインターネットを利用した電子的方法により行っているため、相手館への依頼データは極めて短い時間で届いていると思います。申込を受けた図書館は、該当資料が図書館に配架されているものであれば複写作業をすぐ行うことができますので、郵送期間(2〜3日)を含めても1週間以内に届きます。しかし、その資料が研究室や分館所蔵のものであった場合は、教官への連絡等が必要になり、入手までにかなりの時間がかかることがあります。相手館の事情によりやむを得ない場合があることを理解ください。

18、他大学図書館資料の現物貸借について

 ○料金が高いと思いますが・・・

[回答] 文献の相互貸借にかかる経費は往復の送料です。しかし、紛失事故が起こらないように書留としています。貴重な資料の送付に係わる経費ですので、ご理解を願いします。

○自分で直接借りに行きたいのですが・・・

[回答] 近隣の大学図書館といえども、学外者に対しては貸出不可としているところがあります。この場合は相互貸借を利用するしかありません。他大学図書館に直接出向いて利用する場合は、事前に相手方の利用条件をカウンターで確認してください。

19、他大学図書館訪問利用(紹介状)について

 ○紹介状は必要ですか・・・

[回答] 他大学図書館に直接訪問して利用する場合は、原則として本学図書館長発行の紹介状を持参することになっています。相手館のサービス内容、利用条件は、それぞれの図書館の利用規程に従うことになっていますので、貸出不可の図書館もあります。事前に利用条件を知りたい場合はカウンターに問い合わせください。

20、図書館の貸出冊数について

 ○貸出冊数を増やしてほしいのですが・・・

[回答] 貸出条件については、学部学生のうち1・2年生は一般貸出5冊、2週間となっています。しかし、学部学生からの意見としては「増やしてほしい」14.7%、「現状でよい」75.7%となっています。この結果からも現在の貸出条件を変えるには至っていないと判断しています。なお、学部学生の貸出冊数については、引き続き調査して検討していきます。

 21、図書館の貸出期間について

○貸出期間を延ばしてほしいのですが・・・

[回答] 貸出期間については、「延長して欲しい」、「貸出期間を短縮してほしい」との両方の意見がありました。図書館としては「現状のままでよい」と判断しています。利用希望が競合する場合がありますので、利用後は速やかに返却してください。また、「教官貸出の期間制限」との意見もありましたが、研究上必要な図書を研究費で購入しているものです。研究室貸出図書についての利用希望は「予約」を受け付け、研究室と連絡を取りながら利用できるようにしています。

22、図書館利用のための諸手続きについて

○利用申込み手続きを簡略化してほしいのですが・・・

[回答] 閲覧申込書は閉架図書を請求する場合に必要です。書庫の中から図書を探すために必要最低限の事項を記入していただいていますが、記入事項を省略されると図書を探すのに時間がかかったり、場合によっては探せないこともありますので正確に記入するようお願いします。また、館外に図書等を持ち出す際には貸出記録としても必要となります。

各部屋等の使用申込書は、利用上の競合を避けるために必要なものですので、廃止はできません。しかし、記載内容は可能な限り簡略化ができるように検討します。

 ○コピー手続きを簡略化してほしいのですが・・・

[回答] コピーの際の記入事項は、著作権に関わって必要最小限の項目を設定していますので、省略はできません。また、今後、国立大学図書館協議会などの指導により、セルフ式コピー機を使用させる場合の著作権処理については基準が厳しくなると予想されます。

 ○貸出手続きを簡略化してほしいのですが・・・

[回答] 書庫内図書の出納に若干時間がかかりますが、開架図書の貸出手続きにかかる時間は、電算化により大幅に短縮されています。また、自動貸出返却装置(ABC装置)もありますので、活用してください。ABC装置用の開架図書に対するバーコード貼付作業は日常的に進めていますので、未装備の資料は少なくなっています。アンケートに出されていたABC装置の増設要望は実現のための予算を要求しています。

○手続きがわかりにくいのですが・・・

[回答] 「利用者のための手続マニュアル」の作成を検討します。

 ○パソコン利用の利用申込みを簡素化してください・・・

[回答] 学生証を提示のみとするなどの簡素化を図りました。

 ○書庫に入りやすくしてほしいのですが・・・

[回答] 入庫チェックは、書庫の管理上必要なので必要最小限で行います。また、書庫案内板や書庫内案内を充実して改善を図る予定です。

 ○閉架の本を図書館内で閲覧する時にカードに記入するのはめんどうですが・・・

[回答] 閉架図書は開架図書ではありません、研究用で購入した資料で専門書が多く、代替資料が難しい、貴重な資料も含まれますので、入庫チェックは管理上必要ですので、ご理解ください。

 ○できれば閉架も自動で借りられるようにしてほしいのですが・・・

[回答] 自動貸出のための準備を閉架図書(約66万冊)分行わなければなりません。労力と費用がかかることをご理解ください。

 ○ビデオでもある手続きすれば利用できたらありがたいなぁと思います。入学時、図書館ビデオテープもあることが分かったのですが、利用できないと聞いています。私は留学生ですが、歴史的なビデオ、特に、日本が撮影した中国関係のビデオが借りたいです・・・

[回答] 現在は、著作権処理との関わりでビデオの貸出しによる利用を制限しています。ビデオは映画の著作物と考えられており、頒布権という独特の権利があるためです。

 ○「経済教官・院生にも各自コピーカードを渡し、コピー機の「不正利用」(もしあれば)を防ぐべきではないか。現在のコピーカードの枚数は少なすぎるとも思われる。」、「コピー機利用は学部教官等で1・2枚のカードを回して使うのではなく、もっと簡略化してほしい。」と思いますが・・・

[回答] 経済学部からの要請でコピーカードを図書館で預かっていますが、カードの管理方法をどのようにするかは経済学部内で検討してほしいと思います。

 ○「視聴覚室、共同学習室をもっと自由に使えるようにしてほしい」「共同学習室を試験期間以外でも手続きなしで使えるようにしてほしい」のですが・・・

[回答] 利用を希望する人がたくさんいますので、公平な施設利用、利用の競合を防ぐという観点から申請手続きは必要と考えております。

 ○全体的に受付を通さずパソコンを自由に使えるようにしてほしい・・・

[回答] マルチメディア室のパソコンは、利用者IDにより管理していますので、自由使用にしておりますが、閲覧室内の情報検索用と学習用のパソコンは、利用上の競合の調整と不正利用防止、資料データ保護の観点から利用申請手続きをしてもらっております。

 23、図書館の職員の対応について

○話し声が大きいのでうるさいです・・・

[回答] 窓口業務なので利用者との会話は必要ですので、業務上必要な会話にはご理解願ください。ただ、カウンター付近から閲覧席への影響があるようにも受け取れますので、必要以上の声には注意します。

 また、カウンターと閲覧席や情報検索コーナーとの間での消音対策を検討します。

 ○「愛想がない」、「怖い人がいる」、「声をかけにくい」、「もっと丁寧に」、「態度が悪い」という声がありますが・・・

[回答] 利用者の要求に十分に答えていないことも考えられますので、職員研修などを通じて、図書館職員としての資質向上と親切な対応を図ります。忙しい時に応対が悪くなるという反省もありますので、試験期や授業の休憩時間帯など、窓口が混雑するときは2名体制にするなどの改善を図りました。

 24、建物について

 ○「建物が狭い、スペースの取り方に工夫を、開架を広く」と思うのですが・・・

[回答] 図書館の建物は、昭和56年に建築されたものであり、蔵書冊数の増加、新しい機器類の導入などにより、利用の実態が変化してきています。平成13年度に図書館では「図書館の再開発」を目的として、利用者に視点を置いた新しい図書館づくりをめざし、「附属図書館施設改善計画」(案)をまとめました。予算上の関係がありますので、すぐには実現しない課題ですが、この計画に沿って実現できるものから要求しています。今後も利用しやすい施設づくりに努力していきます。

 ○車椅子・身障者のためにエレベータを設置してほしいのですが・・・

[回答] 図書館には業務用のエレベータがありますので、車椅子利用者などには、このエレベータを利用してもらっています。業務用なので自由に使用できないため、利用者には不便と思います。先の「施設改善計画」の中では利用者用エレベータを要求しています。

 ○書庫が狭いと思いますが・・・

[回答] 書庫は、限られたスペースに沢山の資料を収集するため積層になっており、閲覧室の書架とはちがう構造になっています、それぞれ、役割がちがうことをご理解ください。

 ○書庫の湿気対策はどうなっているのですか・・・

[回答] 書庫には、冷暖房がありません。特に夏場の湿気対策には、除湿機を動かして、換気に気をつけています。書庫は、人間が長く滞在する環境にはなっていないのが現状です。

 ○書庫が倉庫のようになっているのですが・・・

[回答] 昭和56年度新築移転、平成6年度書庫増築、その後、9年を経て、書庫の狭隘化は既に部分的に始まっており、製本雑誌等の移動を繰り返しています。書庫増築を要求していきます。

 ○トイレを増やしてほしいのですが・・・

[回答] 「附属図書館施設改善計画」(案)で要求しています

 ○トイレの防音対策をお願いします・・・

[回答] これまでに、ドアの取り付けや仕切りの壁の設置の改善を行ってきました。具体的箇所があったらお知らせください。

 ○トイレをきれいにお願いします・・・

[回答] 定期的に清掃を行っていますが、お気づきの点があったら係員にお知らせください。トイレを使用された後のマナーについてもご協力をお願いします。平成15年3月、正面玄関脇の女子トイレにパウダールームを設置しました。

 ○カーペットを張り替えて明るくしてほしいのですが・・・

[回答] 検討いたします。

 ○「図書館の建物が切り離されていて雨の日に利用が不便、M棟とつなぐ屋根」、「総合情報処理センターと図書館とM棟とつなぐ屋根」があるといいのですが・・・

[回答] 全学的要求として、要求していきたいと思います。

 ○喫煙室を作ってほしい・・・

[回答] 平成15年5月から「健康増進法」が施行され、「受動喫煙」防止のための措置を講ずることとなりましたが、図書館内には専用の「喫煙室」をつくるスペースがありませんので、図書館全館を禁煙としました。喫煙の際は指定された所定の場所(灰皿が設置してある所)でお願いいたします。

25、照明について

 ○閲覧室が暗いので明るくしてほしいのですが・・・

 [回答] アンケートで最も多かった意見です。開架閲覧室については、通常の蛍光灯から明るい蛍光灯(高効率蛍光ランプなど)が使用できる照明器具へ取り替えるなど照度を上げるための検討を行います。また、照明対策の一環として、一人用閲覧机へ照明器具の設置の可能性を検討します。

 ○書庫内の照明スイッチを増やしてほしいのですが・・・

[回答] 旧書庫(昭和56年度に建築)の照明には人体感知センサーを設置することにより改善を図りました。

 ○ロビーや新聞コーナーを明るくしてほしいのですが・・・

[回答] 平成15年9月、正面玄関に新しく照明器具を設置して玄関前を明るくしました。また、新聞閲覧台を軽読書コーナーから移動し、照明を得やすい場所に配置しました。

 ○陽射が入りやすくて本が読みづらいのですが・・・」

[回答] 閲覧室のブラインドで不具合のものを修理しましたので、まぶしい時はブラインドを使用してください。また、それでも駄目な場合は閲覧席を移動するなどで対処してください。

 26、空調・冷暖房について

 ○室温の管理を何とかしてください・・・

[回答] アンケートには室温について、「気温に応じた冷暖房を」、「夏あつい」、「冬さむい」、「暖房が効きすぎる」、「冷房が効きすぎる」などの意見がありました。暖房の場合、開架閲覧室は、温風暖房となっており、温度調整が難しくなっています。温風の流れにいる場合は暑く感じ、離れている場合は寒く感じると思われます。個別の温度調節はできないため、エネルギーセンターへ連絡して暖房を切ったり、入れたりして室温調節を行っています。冷房の場合は、室温が28度になるよう設定してありますが、必要に応じて調整が可能です。冷房も直接あたるところでは、寒く感じ、離れているところでは、暑く感じる場合があるようです。しかし、アンケートではそれぞれ別々の意見があり、利用している席の移動によって、ある程度調整が可能と判断しています。「適温」には個人差がありますので、適温でない思うときには、遠慮しないでカウンターまで声をかけてください。なお、書庫には冷暖房の設備はついておりませんのでご了承ください。

 ○換気してほしい・・・

[回答] 職員が必要に応じて行っていますが、必要を感じたときには、遠慮せず申し出てください。

 27、話し声・雑音について

 ○話し声が気になります、静かにしてほしいのですが・・・

[回答] アンケートで騒音問題は不満が多かった意見です。新入生図書館ガイダンスや掲示で、図書館を利用する際の注意点として「静粛を保つこと」を、利用者に伝えて協力をお願いしているところですが、閲覧室等各部屋を巡回して、ひどい場合によっては、厳しく対応(注意)していきます。なお、利用者で気づいた場合は、遠慮なくカウンターまでお知らせください。

 ○携帯電話がうるさいのですが・・・

[回答] 携帯電話については、閲覧室内での使用は禁止しています。携帯電話で会話する場合は、エントランスロビーの公衆電話周辺か、館外での使用を指導しています。図書館利用者協議会でも話題になった件ですが、「会話は禁止でも、電源まで切らなくてもいいのでは」との意見もあり、携帯電話の図書館内での使用方法について検討を行っているところです。なお、携帯電話での会話は、「話し声」と同じで、他人に迷惑をかけないようにするという点で、「利用者マナーの問題」です。今後は利用者の「マナー意識の向上」にも努めていきますので、ご協力をお願いいたします。

 ○パソコンの部屋や留学生コーナーがうるさいのですが・・・

[回答] 部屋が仕切られていることもあり、迷惑をかけているという意識が低いのではないでしょうか。掲示や注意によって静粛を保つよう指導していきます。

 ○飲食している人がいるのですが・・・

[回答] 図書館内は飲食禁止であることを掲示しています。今後も館内を巡回し、注意、指導します。なお、アンケートの「声」に図書館内に飲食の場所・自動販売機設置を願う声もあり、館内に指定(飲食を禁止しない場所)コーナーをつくりたいと考えています。

 ○業務の電話や掃除の音がうるさいのですが・・・

[回答] カンンターでの電話はできるだけ使用しないようにしております。やむを得ない場合は、声を低くするなど注意します。館内の清掃は定期的に行っておりますが、利用者が少ない時間帯にするなど、工夫したいと思いますので、ご了承願います。

 ○閉館時の音楽、機械音(入館ゲート)、パソコンの音がうるさいのですが・・・

[回答] 閉館時の音楽は閉館を知らせる目的なので、音量を下げることにします。入館ゲートの機械音はトラブルを知らせる音ですので、ご了承いただきたいところはありますが、できるだけ消音に努めます。パソコンの音は閲覧室内への「持込みパソコン」での騒音と思われますので、使用場所を指定するなどの対策が必要ですが、まだ、そこまでは至っていないと判断しています。今後も状況を見ていきますので、ご意見があったらお寄せください。「持ち込みパソコン」は、今後の問題として認識しています。

 28、図書の配置・配列について 

 ○開架が乱れていて本が見つからないし、探しにくいので区切りや見出しをつけてほしいのですが・・・

[回答] 開架図書については、今年2月に配列点検を行い、分類番号順にしました。さらに、開架図書のみだれを防止するために、本年4月より開架図書返却台を設置し、職員が配架するよう改善しました。

開架図書は、OPAC検索後、検索画面から所在を表示するように改善を図りました。合わせて開架図書を探しやすくするための館内表示を充実する予定です。

また、書庫内には、各階に書庫案内図を配置しました。

○複数の基準が混在していて不便なので、6・7・8版図書をいっしょにしてほしいのですが・・・

[回答] 図書館では、図書の分類法として現在NDC(日本十進分類表)8版を採用していますが、昭和50年度以前受入図書は6版、昭和51年度から昭和63年度受入図書は7版、平成元年度以降受入図書では8版を使用しています。これまでの改定により、たとえば会計学は679(6版)から336.9(7版)に変わり、情報学が8版で新設されるなど、時代によって同じ本でも分類が違うことがあります。6版と7・8版をいっしょにすることは、合体の作業も大変ですが、書庫内を検索するさい混乱を招くことになると思いますので、ご了承ください。

 ○本の分類があいまいで、同じ様な本があちこちにちらばっているので利用しにくいのですが・・・

[回答] 図書整理上では、同一本を同一分類にて整理することになっています。1冊の本を分類する場合、シリーズものは、シリーズで分類するか、単行本としての内容で分類するか迷うことがあります。受入年代で採用した分類法の違い、版の違い、シリーズ名などのセット購入の結果、複本と気づかないで、違う分類になることもあるようです。このような場合は直すようにしていますので、気づいたらお申し付けください。

 ○辞書類は2階のほうがよかったと思いますが・・・

[回答] 閲覧席の数からして2階の利用者が多く、納得できる意見といえます。2階に基本的辞典の配置を検討します。

 29、閲覧席について

 ○閲覧席は1人用の広い閲覧席を増やしてほしいのですが・・・

[回答] 平成14年度に1人用閲覧席を10席増やしました。スペースは教室机より大きいものです。また、図書館利用者協議会の学生代表から、試験期における席取りについてなどの意見があり、図書館としても使いやすい閲覧席環境づくりを進めます。

 ○閲覧席が暗いので、照明がほしいのですが・・・

[回答] 1人用閲覧席に照明器具の設置を検討しています。

 ○ノートパソコンの配線がほしいのですが・・・

[回答] 持ち込みパソコンによるネットワークの利用については、図書館内に無線LANの設備がありますので、そちらを利用してください。詳細は総合情報処理センターに相談してください。

 ○閲覧室でのパソコンのキーをたたく音がうるさいのですが・・・

[回答] 持ち込みパソコンを使用する学生が増えるようであれば、他の利用者と分けることも考えています。

 30、部屋の配置について

 ○2階閲覧室からマルチメディア室へ移動したいのですが・・・

[回答] 開架図書をブックディテクション(BD)で管理している関係で、開架閲覧室の出入りは1階のBDを通過してもらう必要がありますのでご理解ください。なお、平成13年度に作成した「附属図書館施設改善計画」(案)では、館内を自由に移動して利用できるようBDとカウンターの関係を改善した案になっています。

 31、案内板等について

 ○案内板は「わかりにくい、見づらい、目立つように、字が小さい、もっと詳細に、具体的に、内容がふるい」という声が多いのですが・・・

[回答] 図書館サイン計画は、利用者の視点にたったサイン計画として検討を進める予定です。案内板については、図書館サイン計画の一環として見直しを行っていますので、具体的意見をお寄せください。

 書庫の案内については、暫定版の書庫案内をつくりました。

また、案内板には留学生の多い中国語、韓国語、英語での表記も検討しております。

32、施設・設備全般についての希望,要望

○パソコンは早いもの、新しいものをもっとほしいのですが・・・

[回答] マルチメディア室のパソコンについては、平成14年度末に更新しましたので、これらの要望は解決していると思います。情報検索用パソコンは、平成15年度に1台増設しました。

 ○分煙対策が必要だと思いますが・・・

[回答] 平成15年10月1日から館内全面禁煙となりました。ご協力をお願いいたします。

 ○「新聞コーナーがくさい、うるさい、広くしてほしい、椅子がほしい、一週間分がみたい」等の意見が多くありますが・・・

[回答] 新聞閲覧コーナーの改善を検討中です。新しい新聞閲覧台等を予算要求します。

 ○コピー機をレファレンスの近くにおいてほしいのですが・・・

[回答] セルフ式コピー機を使ったコピーについては、著作権上の問題があります。将来はきびしい監視のもとに利用して頂くようになりますので予めご承知おきください。その上で、コピー機の増設や設置場所の検討を行います。

○コピー機の増設を希望します・・・

[回答] 学生用コピー機は借り物です。増設が可能かどうかは検討しますが、カラーコピー機の要望には応えられないかもしれません。

 ○書庫の中にも複写機がほしいのですが・・・

[回答] 学生は開架閲覧室にある学生用コピー機を利用してください。

○図書館でコピーカードを販売してほしいのですが・・・

[回答] 現在は販売することはできません。しかし、法人化後は可能と思われますので検討します。

○研究用複写機をカラー用にできませんか・・・

[回答] カラーコピー機の保守等経費は高額ですので、どの程度の負担になるか試算したうえで検討します。事務用としてカラーコピー機が設置されていますので、必要な場合は相談してください。

 ○自販機の設置を希望します・・・

[回答] 図書館内に自販機を設置することは課題として検討します。

 ○水のみ場の増設はできませんか・・・

[回答] 水飲み場がどこにほしいのか意見をお寄せください。

 ○ブラインドの使い方がわかりません・・・

[回答] 本年8月に修理しましたが、修理不能箇所があり、今後新しいものに取り替えていきたいと思います。使い方については、説明書を作り数箇所に掲示しました。

 ○なくなってしまうので、傘立て何とかしてほしいのですが・・・

[回答] 傘の持ち込みが可能なようにビニール袋を用意しました。ご利用ください。

 ○利用者のマナーが気になりのですが・・・

[回答] 利用者のモラルの向上を図ることは重要な課題となっています。本来、飲食・携帯電話・話し声などお互いに注意し合うべきことが守られていません。掲示・館内の見回りなどにより、注意するようにします。

 ○開架図書のところに小さい踏み台と机があってもよいのでしょうか・・・

[回答] 踏み台は開架閲覧室内の各所に置いてありますので、利用してください。

 33、蔵書検索(OPAC)用パソコンについて

 ○検索がうまくできません・・・

[回答] OPAC検索のマニュアルについては、2003年6月からホームページ上にオンライン版を掲載しました。また、ペーパーものとしては「使い方シリーズ」を作成しましたので検索の参考としてください。

 ○配架場所を表示してほしいのですが・・・

[回答] OPAC検索後、所在がわかるように画像で表示できるよう改善しました。

34、情報検索(CD−ROM,インターネット)用パソコンについて

 ○パソコンを増やしてほしいのですが・・・

[回答] 学習用パソコンとしては、2F開架閲覧室に4台、マルチメディア室に30台が設置してあります。要望があれば増設を検討しますが、予算的に非常に難しいのが現状です。

 ○処理が遅いので新しいパソコンがほしいのですが・・・

[回答] マルチメディア室に設置してあるパソコン30台は平成14年度に更新しましたので、スピードが速くなっています。

 ○マウスが古いので使いにくいと思います・・・

[回答] 今年度、図書館に設置してある利用者用パソコンは全て新しいマウスに取り替えました。

○中国語入力システムを入れてほしいのですが・・・

[回答] 中国語入力に対応したパソコンは、総合情報処理センターに設置してありますので、そちらを利用してください。

 ○開架も閉架もいっしょに表示されるのを所在別にしてほしいのですが・・・

[回答] OPAC検索を行う際、検索条件指定「配架場所」を利用してください。

 ○使用法を書いた張り紙とかあるとよいかも・・・

[回答] 「使い方シリーズ」の作成により改善を図りました。また、ホームページにはオンラインマニュアルが掲載されています。

35、学習(レポート作成等)用パソコンについて

 ○学習用パソコンへ不満があります・・・

[回答] マルチメディア室のパソコンは更新しましたので、「フリーズする」、「故障が多い」、「新しいパソコンがほしい」、「処理速度」、「起動が遅い」、「接続速度」、「マウスへの不満」などパソコンに対する不満として出された意見の大半は解消されていると思います。

○プリンタを増やしてください・・・

[回答] 情報検索コーナーはパソコン6台に対してプリンタ1台を設置してありますので、特に不足しているとは考えてはいません。マルチメディア室のパソコンは総合情報処理センター所有の機器ですので、プリンタ増設の要望はセンターに出してください。

 36、視聴覚機器類(ビデオデッキ,DVDプレーヤー,CDプレーヤー)について

 ○機器が使いにくいので、新しい機器にしてほしいのですが・・・

[回答] 録音テープ再生装置については、購入後の耐用年数が過ぎていますので、更新する予定です。また、故障、再生の状態が悪いなど、お気づきの点がありましたなら、カウンターまでお知らせください。

機器の増設についてはスペースの関係で難しいのが実情です。

 AVコーナーを専用室または個室にしてほしいのですが・・・

[回答] 機器の設置場所は、学生用雑誌コーナーと兼用ですので、要望については理解できます。「附属図書館施設改善計画」(案)の中で専用スペースを要求しています。

 ○マニュアルを充実させてほしいと思います・・・

[回答] 視聴覚機器類のマニュアルは近いうちに作成する予定です。

37、新入生図書館ガイダンスについて

 ○人数が多すぎて一度に説明されてもわからないし、声が聞こえないので困ります・・・

[回答] アンケートに出された意見を参考に平成15年度から図書館利用についての説明方法を変更しました。図書館利用についての説明は視聴覚室に集まり、パワーポイントで作成された画像をみながらプレゼンテェーションを行い、その後館内を案内するという方式にしました。

 ○時期が遅いので、もっと早い時期にお願いします・・・

[回答] ガイダンスは教養演習単位で行っており、約50グループ(平成15年度実績)あります。人数の多いところはグループを分けて行いますので、回数はさらに多くなります。5月から実施していますが、遅い組は、6月下旬から7月上旬のところも出てきます。数が多いことと開催曜日が限られる点で、どうしても遅くなるグループができてしまいます。開催時期を少しでも早くできるようさらに検討します。

 38、情報探索基礎講座について

 ○回数を多くして欲しいのですが・・・

[回答] 講座は、春と秋に2回、それぞれの時期に4種類を2〜3回開催していますが、授業時間に重なり参加できない学生もいると思います。授業の組まれていない水曜日の午後に集中的に開催する日程も組んでいますが、それでもいろいろな行事と重なることもあると考えられます。現状の2名体制では、これ以上回数を増やすことは難しいと判断していますが、今年度からは先生からの要望によってゼミ単位で講座の開催(オーダーメード講座)を行うことにしましたので、そちらも利用してください。

 39、図書館報「書燈」について

 ○生協にも置いてほしいのですが・・・

[回答] 要望を取り入れて『書燈』31号は生協にも置きました。

『書燈』は2,000部発行しています。教官や大学院生は読んでいる割合が多いのですが、学部学生にはあまり読まれていないという現状がありますので、これからも配布する場所や配布方法を検討したいと思います。

 ○興味の持てる内容にしてほしい・・・

[回答] 『書燈』の編集内容については、書燈編集委員会において決定していますので、今後は意見を取り入れた内容にするよう工夫します。『書燈』31号は「利用者アンケート集計結果」についての特集号です。ぜひ目を通してください。

 40、OPAC(オンライン蔵書目録)について

 ○ヒットしないなど検索上に不満があります・・・

[回答] この問題点は蔵書検索用パソコンと同じと思われます。図書館ホームページ上にある蔵書検索の使い方を参照してください。

 ○文字化けして困ります・・・

[回答] 図書館ホームページに「トラブルQ&A」を載せているので参考にしてください。

 41、CD-ROMについて

 ○種類が少ないと思います・・・

[回答] どのようなCD-ROMがほしいのでしょうか。希望をだしてください。

○新しい新聞記事を検索したいのですが・・・

[回答] 平成15年度より朝日新聞「DNA」を導入しました。当日の新聞まで見ることが可能となりました。

Macでも検索できるようにしてほしいのですが・・・

[回答] 現在のサーバシステムはWindows対応版であるためMacの利用は難しい状況です。またMac対応の同機能を持ったシステムも見当たらず、改善は難しいと判断しています。

 42、電子ジャーナルについて

 ○電子ジャーナルを充実させてほしいのですが・・・

[回答] 電子ジャーナルは導入して2年目ですが、2002年度1300タイトル、2003年度は Elsevier を含め2500タイトルと増加し、今後も充実を図っていく予定です。ただし、外国雑誌の購入状況と密接に関連するため経費の面で問題が生じていますので、解決しなければならない課題を抱えています。なお、電子ジャーナルについては、今後どのようにしていくか検討を行う予定です。

43、資料購入・文献複写依頼について

 ○資料購入期間を短縮させてください・・・

[回答] 図書館では図書の発注から利用までの期間を短縮する努力を行っています。資料購入依頼は1〜2日程度で書店へFAX等で発注され、納品されてからも受入手続き、図書整理も場合によっては特急便扱いで行うなど期間の短縮を図っています。ただ、書店からの納品が早くなれば、もう少し短縮できる可能性があります。

 ○学会等で直接購入したいのですが・・・

[回答] 現在は会計法上の制約がありますので、図書館を通じての購入をお願いします。

 44、ホームページを利用したレファレンスについて

 ○ネットワークを利用したレファレンスの依頼はできますか・・・

[回答] 平成15年度から本格的に開始しました。利用はまだ少ないので、大いに活用してください。

 45、本学関係雑誌目次DBについて

 ○本学関係雑誌目次DBについてもっとPRしてください・・・

[回答] 現物を所蔵しているので一概にいえない点もありますが、利用促進のためのPRを行います。

46、図書館のホームページについての希望・要望

 ○項目を見やすく、わかりやくしてほしいのですが・・・

[回答] 4月にトップページの全面改訂を行いました。要望などありましたらメールでお寄せください。

○本の紹介ページもほしいのですが・・・

[回答] 図書選定委員会において学生用図書の中から、学生向け推薦図書を選定しました。HP上で紹介することを検討します。

 ○図書館HPを掲示板などでもっとPRするべきと思います・・・

[回答] 電子掲示板やレファレンス・サーヴィス・ニュースなどに載せ、PRを行っています。

 ○書架など図書館内の地図がほしいのですが・・・

[回答] 施設案内ページを充実させる中で検討したいと思います。

○学生もパスワードでレファレンス、相互貸借、文献複写も使えるようにしてほしいと思います・・・

[回答] 学生のレファレンスはHPから申込み可能となっています。相互貸借・文献複写の申込みについては現在実施に向けて準備中です。

 ○各学部向けの図書館活用法なども載せてほしい・・・

[回答] 今後の課題として検討します。

○図書研究費の残高が見たいのですが・・・

[回答] 図書館システムの関係で、予算額がマイナスの状況では処理できないようになっているので、現在は執行額のみの表示となっています。講座・部門によっては年度末までマイナスで処理しているところがあるため、システムの修正を要求しているところです。

 ○自分の貸出状況の確認ができるようにしてほしい・・・

[回答] 教官についてはすでに実施済みですが、H15年度より学生も利用できるようになりました。

 ○2階のパソコンは空いている時しか利用できないので、予約制を入れてはどうですか・・・

[回答] 学習用パソコンは、マルチメディア室と2F閲覧室に合計35台設置してありますが、どちらも満席になることはあまりないと考えられます。また、予約制によって全体的な利用者の便(利用したいときに利用できる)が向上するかは疑問です。

 ○もう少し文字を大きく。特に、よく使うOPACやWeb-catが小さくわかりにくいと思います・・・

[回答] 4月にトップページを全面改訂しました。

 Webから研究費による資料購入の依頼を行うとき、コメントをつけてお願いすることがありますが、そのコメントの全文がそちらに届かないことが何回かありました。例えば、ある古本販売のwebサイトで購入してほしいことなどを書いて送りましたが、それが反映せず、新刊として発注されたこともありました(もともと品切れの本なんですが。)。今は改善しているのなら良いのですが、いつも不安に思います・・・

[回答] コメント欄はシステム上2行までしか見ることができないために起こってしまいました。現在は充分注意するようにしていますが、できれば2行の範囲でコメントを記入してください。

 ○ホームページからレファレンスを利用できますか? もし、出来なければ、教官だけでもできるようにして下さい・・・

[回答] ネットワークを利用したオンライン・レファレンスは利用可能です。

 ○検索の仕方の説明が足りないと思います。もっと手順にそって詳しく説明があった方が誰の目にもわかりやすく使いやすくなるのではないでしょうか・・・

[回答] 「使い方シリーズ」を活用していただきたいと思います。オンラインの検索案内の充実については、今後検討したいと思います。

 47、図書館に対しての希望・要望

○資料の充実、特色ある蔵書づくりをお願いします・・・

[回答] 図書館では、図書選定委員会を中心に教養書・専門書などの新刊書や雑誌・新聞等を幅広い視野での収集に努め、資料の充実を図ってきました。しかし、図書予算の減少のため購入冊数には限界があり、重複購入希望図書の排除や選書方法の見直しなどを行いつつ資料の充実に向けた努力を行っています。また、資料を収集する利用者の利便性を追求するため、CD-ROMやDVDなどの電子的資料の充実も合わせて図ってきましたが、1タイトルあたりの経費が高額であり、新刊書との兼ね合いも含めた検討が必要となってきたため、今後の課題となっています。

特色ある蔵書づくりを行うためには、図書館独自の図書予算の確保が必要ですので、現時点では極めて困難な状況です。

 ○電子化を推進してほしい・・・

[回答] 総合情報処理センターと連携した電子図書館機能の整備・充実に向けての構想があります。現在は必要な予算を要求中です。

 NACSISの雑誌記事サーチを図書館から利用したい・・・

[回答] NACSISのデータベース利用については、図書館職員による代行検索サービスを行っています。「雑誌記事索引DB」は、国会図書館公開のインターネット版と本学購入のDVD版がありますので、そちらを利用してください。海外データベースについては、上記代行検索サービスとなります。

 ○留学生用資料室に各国の新聞は置いてあるが、なぜ、パソコン(インターネット)でニュースを見る設施はないのですか?その部屋にパソコンを置いてほしいです・・・

[回答] 図書館内に設置してあるパソコンは台数が少ないため、利用者を限定せず誰でも利用できるようにしてあります。母国語に対応したパソコンは、総合情報処理センターに設置してありますので、そちらを利用してください。

 ○私の学生時代に、図書館は大変有難い存在で文献複写等で多くの資料を集めることができました。しかし、今の学生は図書離れが進んで、手軽に利用できる自分のパソコンで検索しても無い資料はそれ以上探そうとはしないようです。特に院生などが活発に利用できるような環境づくりが必要だと思いました・・・

[回答] 文献収集についての案内は、年2回集中して開催している「情報探索基礎講座」にて入手の手順を含めて説明しています。また、新入生ガイダンス時、院生ガイダンス時にも文献複写サービスについては案内しています。さらなるPRの方法として電子掲示板に案内を出すなどを検討します。

 ○雑誌の配架は日をおかずにしてもらいたい・・・

[回答] 雑誌の受付・配架する期間をできるだけ短縮できるよう努力します。

 ○なぜ、本の表紙をとってしまうのか、その目的が分かりません。表紙がついていたほうが、選ぶときも楽しく分かりやすいし、本自体汚れないので、つけたままのほうが良いのではないですか?

[回答] カバーは本を保護し、内容の一部を視覚的に訴える等の利点があります。しかしカバーをつけて整理するためには、カバーを固定し、IDラベルと図書ラベルを本体とカバー両方に貼付する等の作業で、カバーの紛失に備えなければなりません。他の方法としてはフィルムコートでコーティングする方法もありますが、コストが割高になりますし、作業に慣れていない場合はかえって本を傷めることとなります。いずれの方法であっても現在より整理時間とコストを要することとなりますので、1冊でも多く整理して早く利用していただくためにカバーを外して整理しています。

 ○本のカバーに書かれている情報(著者や内容に関するもの)を切り取って、本の表紙裏にでも貼ってください。特に洋書について。他大学図書館(たとえば東京外国語大学)では、上記のように行っています。是非お願いします・・・

[回答] カバーについている著者情報は本館でも切り取り、図書の表紙裏に貼りつけています。

 ○普通の本の借りかたしか分からなくて、レファレンスなどは簡単な手続きでできるのか知りたい・・・

[回答] レファレンスカウンターに備え付けられている申込書に記入し、係員に提出してください。調査の上連絡します。また、図書館HPからも申込みができますので、大いに活用してください。

 ○このようなアンケートをしてほしい。アンケートの結果をぜひ生かしてください・・・

[回答] 今回の利用者アンケートで出された意見・要望は沢山ありました。意見・要望のうち実施可能なものは改善事項として具体的な検討を開始しており、一部改善を図った事項もあります。また、アンケートは今後も継続して実施する予定です。

 ○パソコン等を知らない人にも配慮してほしい・・・

[回答] 要望の意味が不明ですが、パソコンの使い方については、気軽にカウンター職員にお尋ねください。各種データベースの利用方法については、パンフレット「使い方シリーズ」や情報探索基礎講座を利用してください。また、パソコンの使い方を知らなくても図書館は利用できます。探している本が見つからない時などは、カウンターの職員が代わって調べることもできます。

 ○図書館がすごく便利な施設であることが分かった。一般の方々も普通の県立・市立図書館のように手軽に使えたらと思う。他の図書館に比べ、例えば教師等には必要な書籍がたくさんある。もっと、学校の現場へアピールするなどしてほしい。ただ、私自身卒業してからこの図書館を利用するためにはどういう手続きがあるのか、まったく知らないのですが・・・

[回答] 福島大学附属図書館は学外者にも公開されており、以前から多くの一般市民や卒業生が利用しています。平成13年度に一般市民に対する利用環境を整備した際、福島県内各市町村の公民館へ利用促進のためのパンフレットを送付してPRしましたが、本学の卒業生が数多くいる学校の現場へのPRについては、一つのアイデアとして検討させていただきます。

 10代レベルの英語で書かれた本コーナーを設けてほしい

[回答] 具体的にどのようなものを揃えてほしいのか希望を出してください。

 ○ナウカ、丸善、紀伊国屋の洋書の値段はあまりに高くて、研究費を浪費している気がします・・・

[回答] 洋書の購入価格は洋書の原価×(為替レート+マークアップ)+消費税で計算しています。マークアップ(手数料)は他大学図書館も調査して決めていますが、ここ数年据え置いているところですので、ご理解をお願いします。また、洋書取り扱い業者を増やし安価に購入できないか検討します。

 ○消耗品的な図書(パソコンソフトのマニュアル、教材用図書など)は図書館を通さず個人研究費で買えるようにしてほしい

[回答] 図書館で購入する図書は、原則備品扱いで購入し、大学の資産として共同利用を前提としています。低廉で授業など一時的な使用で利用価値がなくなるものの購入方針(消耗品として購入できる等)は学部として検討してください。

 ○先生から図書館に本を寄贈しようとしても受け入れてもらえないという話を聞きました。約80万冊くらいの蔵書は決して多いと思いません。予算面と、空間に余裕がないとは思いますが、ぜひ数を増やしてください・・・

[回答] 寄贈図書については、大学図書館にふさわしいと判断されるものを蔵書として受け入れています。しかし、書庫の収容力との兼ね合いもあり、重複している本、長期保存に耐えない本など受け入れできないものはお断りする場合があります。寄贈についての善意を一律に排除している訳ではありませんので、カウンターでご相談ください。

 ○希望していた図書が入ったらメールでも連絡してほしいのですが・・・

[回答] 連絡サービスについては検討したいと思います。

 ○掃除機をかけるときに窓を開けてほしい・・・

[回答] 朝に必要があると感じられる場合は窓を開けています。清掃時は業者と相談して必要に応じて行っていますが、窓の開閉等は特に指示しておりません。必要かどうかは個人差がありますので、利用者が随時行ってください。

 ○検索した図書が「研究室」となっていると、申し出をしてまで・・・と思ってしまう。できるだけ、図書は図書館においてほしい。

[回答] 図書館の資料には研究費で購入した図書がたくさんあり、研究室に貸出されます。しかし、研究室貸出図書も利用できますので、予約を行ってください。研究室と連絡をとり、一旦返却をお願いして利用できるようにします。学生用としてほしい場合は、「備付希望図書申込書」により申し込んでください。

 ○飲食を認めて欲しい。本を汚す恐れもあるが、実際私の周囲では飲食を時々見かける。守れていないなら認めて、汚さないよう厳しく注意を促す方がいいのでは・・・

[回答] 閲覧室内での飲食に関しては、掲示や館内を巡回し、日常的に注意を呼びかける努力をしています。

 ○飲食する場所がほしい・・・

[回答] 飲食ができるようロビーの中でコーナーを検討中です。

 ○貸出記録がないのに、開架、閉架どちらにもなく、直接職員の方に探して頂いても見つからなかった事があったのですが、掲示板で、もし持ち帰った人がいるなら返却するよう呼びかけ等を行ってもらいたい。蔵書検索の備考欄に「現在所在不明」とでも入れてくださると、無駄にさがすこともなくて更に良いのですが・・・

[回答] 今後、蔵書点検、配列点検を定期的に行います。不明等の情報を所在データとして登録していきます。