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論文情報

タイトル
脳内ドパミン作動性神経系によるオペラント行動の制御機序の解析
その他のタイトル
Dopaminergic mechanisms and operant behavior in rats
著者
NRID(KAKEN)
1000070286243
著者
筒井, 雄二
著者の別表記
Tsutsui, Yuji
著者所属
所属名
共生システム理工学類
出版者
福島大学
発行日
2010-05-25
収録誌名
科学研究費補助金研究成果報告書
開始ページ
1
終了ページ
6
関連タイトル
科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書
言語
日本語
URI
http://hdl.handle.net/10270/3501
コメント
課題番号：19530646
内容記述
本研究では動物が自ら進んで遂行する行動（オペラント行動）と脳内のドパミン(DA)神経との関係を調べた。側坐核という部位でDA 神経を阻害すると，動物は自ら進んで行動するタイミングが若干遅れるようになり，また，新たに何かを学習することが難しくなった。一方，線条体という部位でDA 神経を阻害した場合， D1 とよばれる受容体を介した伝達の阻害では，反応のスピードが低下，D2 とよばれる受容体を介した伝達の阻害では，反応の正確さが低下することがわかった。以上より，側坐核や線条体のDA 神経系が，オペラント行動の発現とコントロールに重要な役割を果たしていることがわかった。
出版タイプ
Not Applicable
コンテンツ種類
研究報告書
カテゴリ
共生システム理工学類／共生システム理工学研究科