推薦者:金井光生
「日本国憲法」まっとうに議論するために / 樋口陽一著. -- みすず書房, 2006.7. -- (理想の教室) ...OPAC確認
請求番号:323.1/H56n
内容紹介(Webcat Plusより)
「日本国憲法」を語る際の、最も基本的なキーワードや、概念の背景について、あらためて解説・吟味します。 ...Webcat Plusで続きを見る
推薦者のレビュー
憲法なんて知らないよ、興味ないよ、という人にこそ、おすすめの一冊。もちろん、ある程度、憲法のことを勉強した人にとっても、改憲が現実化しそうな現在、改憲派にせよ、護憲派にせよ、もう一度、<憲法>というものが何であるのか、原点に立ち返るために必要なエッセンスを、とてもわかりやすく明解に語りかけてくれる。
主権者である私たちの自由と権利を守るために、国家権力を拘束し義務づけるための最高法規としての憲法。それゆえに、私たちと私たちの愛する子孫の死活問題にかかわる改憲。まずは、この一冊から。そして、考えよう、主権者として、人間として。