推薦者:菊地芳朗
『佐原真の仕事』1〜6巻
1: 考古学への案内 ...OPAC確認
2: 道具の考古学 ...OPAC確認
3: 美術の考古学 ...OPAC確認
4: 戦争の考古学 ...OPAC確認
5: 衣食住の考古学 ...OPAC確認
6: 考古学と現代 ...OPAC確認

内容紹介(Webcat Plusより)
1: 人類の歴史のなかで、戦争を始めたのはごく最近のこと。
人間には「殺しの本能」はなく、戦争は必ず ...Webcat Plusで続きを見る

2: 煮炊きのための土器、石を割って鋭い刃をつけたナイフなど、人は道具を作り使うようになった。 ...Webcat Plusで続きを見る
推薦者のレビュー
  2002年に死去した考古学者、佐原真。彼はもともと日本の弥生時代の専門家として知られていたが、40代のとき、とあるきっかけから「考古学をやさしくしよう」という活動を大きな目標として掲げ、強力に実践していった。また彼は、考古学を現代社会に役だつ学問にしたいと考え、この方面の活動にも積極的に取り組んだ。
  本シリーズは、そんな佐原真がやさしい文章で表現した著作を、テーマ別に精選したものである。考古学がたんに大昔を探るだけの学問ではなく、現代あるいは未来と深く関わりをもちうるものであることを、ただちに知ることができるだろう。考古学だけでなく、歴史全般に関心をもつ人たちにぜひお奨めしたい。